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人生再設計

てっぺんが見えてる感じがする

―― 第四章 ④ ――保育園が決まったのは、仕事に復帰する前のことだった。あのときの私はまだ、「どうやって仕事と子育てを両立するか」そればかり考えていた。そして実際に復帰してみて、気づいたことがあった。私は、仕事が嫌いなわけじゃない。むしろ...
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保育園が決まった日の話

―― 第四章 ③ ――区役所から封筒が届いた。仕事復帰に向けて初めて申し込みをした認可保育園の決定通知だった。私はそのとき、そこまで緊張していなかった。うちは43点あった。兄弟同時入園申し込みの加点もあった。申し込みのとき、区役所の窓口でも...
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それでも保育園を続けたいと思った理由

―― 第四章 ② ――退職したあと、私はこれからどう働くのかを考えていた。でも正直に言うと、いちばん最初に考えていたのは仕事のことではなかった。保育園を続けたい。その気持ちだった。幼稚園に転園する、という選択肢ももちろんあった。でも私はどう...
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1年前の私へ

―― 第四章 ① ――昨日、ふと気づいた。あの頃から、ちょうど1年くらい経っていた。子育てがしんどくて、やっと仕事に戻れると思っていた頃。円形脱毛症が見つかったのも、同じ頃だった。「このままじゃ復帰できない」これからどうしていこうか。どう分...
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私はこの人生を選び直した

―― 第三章 ⑦ ――子育ては、子どもを育てることだと思っていた。でも今は、私が育てられている時間なのかもしれないと思っている。怒りを知った。限界も知った。崩れる自分も知った。それでも私は、ここに戻ってきた。夫を敵にするのをやめた。同じチー...
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積み重ねを、形にしたい

―― 第三章 ⑥ ――ジュエリーにハマったのは、ここ1、2年だ。育休中、まだしんどかった頃。親友が楽しそうにジュエリーの話をしてくれた。そのときは、ただ綺麗だなと思っただけだった。でも気づけば、私はジュエリーを調べる時間に救われていた。しん...
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父も、5年目だった

―― 第三章 ⑤ ――今日、下の子が急に鼻血を出した。顔も服も血だらけになって、一瞬、私は固まった。でも夫は、何も言わずに汚れた服をさっと持っていき、そのまま洗い始めた。びっくりした。「やってくれた」ことよりも、当たり前みたいに動いたことに...
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行事前に自販機でジュース買う夫問題

―― 第三章 ④ ――今日は、子どもの保育園の行事だった。前日から私は、静かに整えていた。・寝不足にならないように早めに寝かせる・朝バタバタしないように準備しておく・お腹が空かないようにタイミングを考える・スキンシップを多めにして安心感を入...
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これは、私の家庭だけの話じゃない

―― 第三章 ③ ――夫との関係を見つめ直しているうちに、私はもうひとつのことに気づいた。これは、私の家庭だけの話じゃない。⸻私はずっと、子どもの頃に親にちゃんと向き合ってもらえなかったのだと思っていた。でも、私の親も、そのまた親も、“我慢...
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同じチームに入って欲しい

―― 第三章 ② ――あの夜、私は泣き崩れた。怒りもあった。でもそれだけじゃない。ずっと張りつめていたものが、音もなく切れたような感覚だった。円形脱毛症が見つかった直後だった。「ああ、やっぱりか」と思った。心より先に、体が限界を出していた。...