2026-04

人生再設計

1年前の私へ

―― 第四章 ① ――昨日、ふと気づいた。あの頃から、ちょうど1年くらい経っていた。子育てがしんどくて、やっと仕事に戻れると思っていた頃。円形脱毛症が見つかったのも、同じ頃だった。「このままじゃ復帰できない」これからどうしていこうか。どう分...
人生再設計

私はこの人生を選び直した

―― 第三章 ⑦ ――子育ては、子どもを育てることだと思っていた。でも今は、私が育てられている時間なのかもしれないと思っている。怒りを知った。限界も知った。崩れる自分も知った。それでも私は、ここに戻ってきた。夫を敵にするのをやめた。同じチー...
人生再設計

積み重ねを、形にしたい

―― 第三章 ⑥ ――ジュエリーにハマったのは、ここ1、2年だ。育休中、まだしんどかった頃。親友が楽しそうにジュエリーの話をしてくれた。そのときは、ただ綺麗だなと思っただけだった。でも気づけば、私はジュエリーを調べる時間に救われていた。しん...
人生再設計

父も、5年目だった

―― 第三章 ⑤ ――今日、下の子が急に鼻血を出した。顔も服も血だらけになって、一瞬、私は固まった。でも夫は、何も言わずに汚れた服をさっと持っていき、そのまま洗い始めた。びっくりした。「やってくれた」ことよりも、当たり前みたいに動いたことに...
人生再設計

行事前に自販機でジュース買う夫問題

―― 第三章 ④ ――今日は、子どもの保育園の行事だった。前日から私は、静かに整えていた。・寝不足にならないように早めに寝かせる・朝バタバタしないように準備しておく・お腹が空かないようにタイミングを考える・スキンシップを多めにして安心感を入...
人生再設計

これは、私の家庭だけの話じゃない

―― 第三章 ③ ――夫との関係を見つめ直しているうちに、私はもうひとつのことに気づいた。これは、私の家庭だけの話じゃない。⸻私はずっと、子どもの頃に親にちゃんと向き合ってもらえなかったのだと思っていた。でも、私の親も、そのまた親も、“我慢...
人生再設計

同じチームに入って欲しい

―― 第三章 ② ――あの夜、私は泣き崩れた。怒りもあった。でもそれだけじゃない。ずっと張りつめていたものが、音もなく切れたような感覚だった。円形脱毛症が見つかった直後だった。「ああ、やっぱりか」と思った。心より先に、体が限界を出していた。...
人生再設計

「察してほしい」は、ほぼ無理だった

―― 第三章 ① ――私は仕事で、「言葉にして伝えること」が何より大事だと知っていた。報連相。伝えなければ、ズレる。それは当たり前だった。でも。なぜか家庭ではできていなかった。⸻私はずっと、夫に「言わなくても分かってほしい」と思っていた。察...
人生再設計

「成果=価値」だと信じていた私へ

―― 第二章 ⑤ ――退職したあと、急に莫大な時間が生まれた。でも、何もできなかった。一日中、ソファの同じ場所に座って、テレビを流しながら、当てもなくスマホを見続けた。仕事のことを思い出して、昼間から泣いた。心なしか、食欲もなかった。仕事が...