―― 第五章 ② ――
最近、我が家では
ある会議が開かれている。
お菓子会議。
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「お菓子ちょうだーい!」
保育園から帰ってくると、
ほぼ毎日言われる。
むしろ、
お迎えに行った時の
第一声が
「お菓子食べたーい!」
のときもある。
良いとは思っていないけれど、
帰宅後にお菓子を食べる
ルーティーンがある。
ただし、
“1つだけ”。
それが我が家のルールだった。
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でも最近、
上の子(今年5歳)が
変化してきた。
「このお煎餅と、
この小さいラムネで、
2個はどう?」
なんて言ってくる。
少しでも多くお菓子を食べようと、
毎日しつこく聞いてくる。
本当にしつこい。
心の中では毎日、
「1個って言ってるだろーーー!」
と思っている。
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一方で、
下の子(3歳)は
まだ交渉が難しい。
「1個ね」
と言えば、
「うん、わかったぁ♪」
と、わりと素直に納得する。
この違いも、
ちょっと面白い。
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そんなある日、
ふと思った。
これは
単なるわがままなのか?
わがままというより、
交渉なのかもしれない。
上の子は、
決められたルールの中で、
どうにか
自分の希望を主張して、
交渉しているだけなのかもしれない。
そう思ったら、
少し見え方が変わった。
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だから私は、
名前をつけた。
お菓子会議。
今日はどうするか。
どのお菓子が
1つとカウントされるのか。
小さいラムネは
1個なのか。
組み合わせ次第なのか。
そんなことを
話し合う時間。
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見え方が変わると、
少しだけ
イライラが減った気がする。
子育てが
ほんの少しだけ
面白くなった気がした。
今日も我が家では、
お菓子会議が開かれている。
この日の会議に出てきたのは、
私も子供達も大好きな
レインボーラムネ。
昔は、なかなか手に入らなくて、
転売されているものを買ったこともあった。
それくらい、好きだった。
でも今は、
こうして普通に買えるようになっているみたい。
レインボーラムネ。
このラムネですこういう小さな楽しみがあると、
私もちょっと救われる。
久しぶりに見たら、
なんだかまた食べたくなってきた。
※ふるさと納税でもあるみたいです
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